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テフロン(R)パッキン・シール とは? - オムニシール、テフロンパッキン、PTFEシール,パッキンシール

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タフトレーディング株式会社

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テフロン(R)パッキン・シール とは?

テフロン(R)とは

テフロン(R)とは米国デュポン社のフッ素樹脂一般の商標です。
1938年(昭和13年)デュポン社の研究員ロイ・プランケット博士が、偶然の機会から四フッ化エチレンの重合体を発見したことが、テフロン(R)(ポリテトラフルオロエチレン、以下PTFE)誕生のきっかけです。

PTFEはその優れた化学的性質、電気的性質、耐熱性などにより、軍需をはじめ広く一般工業界が受け入れ、現在ではフライパンやアイロンの表面処理など身近なところに普及するまでに至りました。
PTFEは優れた耐熱性が、成形性を阻害する要因となり、溶融成形することができず唯一の難点となっております。その後、デュポン社の研究により溶融成形できるフッ素樹脂、FEP(四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体)、PFA(四フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体)が1960年と1973年に市販されました。

テフロン(R)パッキン・シール

テフロンシール(パッキン・ガスケット)は、フッ素樹脂を基本材料とし密封部品に応用したものを指します。その性能は、耐熱・耐寒性に優れ、一般化学薬品・溶剤など様々な流体(液体・気体)に侵されることがなく、真空から高圧まで過酷な条件下でご使用が可能です。また、非粘着性・低摩擦の特性は運動用途に適しており、シールとして長期間ご使用頂ける事も大きな特徴のひとつです。

但し、磨耗しやすく、高温・高圧下では変形(クリープ)を起こし易い為、これらの影響を軽減する目的で、グラスファイバー、二硫化モリブデン、グラファイト、カーボンファイバーなどを充填して用いられることが一般的です。
設計においては、装置の構造、摺動部の表面処理・硬化処理、シール(パッキン・ガスケット)の構造や材料選定など注意が必要です。特にシール選定には豊富な知識と経験を要します。ご検討の際は、お気軽にご相談下さい。